お客様とホテル佐勘

 安全・安心の提供と社会貢献開湯から千五百年余、日本三古湯のひとつに数えられる秋保温泉は、杜の都・仙台の奥座敷とばれ、古くから人々の癒しの場として愛されてきました。34代の長きにわたり「湯守」として秋保温泉の源泉を守り続けた代々の佐勘館主・佐藤勘三郎は、誰よりもこの温泉を与えてくれる自然のありがたみを感じ、秋保の山・川を大切に思ってきました。自然破壊が社会問題となり、環境保全への取り組みが求められる現在、温泉の恵みも地球環境が守られてこそ与えられるものだと佐勘は考えます。人々の安らぎの場である秋保温泉を未来に受け継ぐことができるよう、佐勘は環境保全にまっすぐに取り組み、広く社会に貢献します。

食品衛生管理事業

専任の食品衛生管理者の配置

調理時の室温管理や食品提供までの時間管理を行い、社員の安全意識の向上を図っております。

食品、器具の細菌検査

細菌検査のサンプル採取と、衛生指導を実施し、結果を社内に公表しております。

手指のアルコール消毒の徹底

従業員の館内入館時、調理室入室時、作業以降時にアルコールスプレーでの手指消毒を義務付けています。

調理時の電解水の利用

電解次亜水生成器を調理室内に導入し、食品の洗浄に使用しております。

調理室内の手洗い器(電解水)の設置

調理室内に手洗い用電解水生成装置を設置し、手指洗浄を義務付けています。

食材品質向上事業

仙台・みやぎの食材の調達

宮城県北部「佐勘指定作付農園」で減農薬・減化学肥料による野菜栽培

「秋保福お味噌」の提供

宮城県産の大豆・シロメ大豆、県内産の米麹で「仙台味噌」を仕込む、“秋保福お味噌”は、秋保温泉の旅館の女将が共同で仕込みを行い、各旅館で提供しています。

秋保町内の生産者様との協力

 環境保全米「清流育ち 秋保米」のご朝食での提供「清流育ち 秋保米」は、米づくりの過程のなかで、化学合成農薬の使用回数を、慣行栽培の使用回数の半分以下にしています。化学肥料の市代雨量も半分以下に抑えた栽培方法で生産し、山から湧き出る、澄んだ水で栽培した環境にやさしいお米です。
秋保米は、ご宿泊の際の朝食や、毎年開催の「森の温泉ランチ」でお出ししています。

秋保温泉の料理長の会「森のダイニング」の結成と地元農家との協力

 秋保温泉旅館組合の料理長ネットワーク 『森のダイニング』が2009年に結成され、各旅館での提供食事の向上、イベントの際の秋保オリジナルメニューの提供、秋保地域の生産者の方々との協力等を図っています。

お客様の声を生かして

 お客様のご滞在中のお声を今後に生かせるよう、アンケート記入のお願いを行っております。また、直接頂くご意見は、担当が記録し、毎日のスタッフミーティングでフィードバックを行っております。お食事においても、食材のアレルギーや好き嫌いについて、できる限りの対応を行っております。食が細いお客様には、少なめのお料理のご提供も行っております。

社会貢献と佐勘

地域と共に―イベントへの運営・参加―

「ノルディックウォーキング」 「秋保温泉夏祭り」

 株式会社ホテル佐勘は、秋保温泉内で行われる、各種イベントや活動への参加を積極的に行っています。秋保温泉旅館組合・秋保地域活性化協議会などの運営にも関わっており、地域住民の皆様と、地域発展の隆盛に力を注いでおります。

【秋保温泉の主なイベント】

●秋保Music Bar
●ノルディックウォーキング
●秋保温泉夏祭り
●秋保の里の収穫祭
●秋保・里センター各種イベント

インターン・職場体験学習生の受け入れ

 学生の就労体験の場として、インターン生の受け入れを行っております。各種大学・ホテル専門学校から、夏季・冬季の期間中受け入れており、サービス業を志す学生の、実務体験の場を提供しております。また、中学生の職場体験も受け入れております。 各種教育機関様との連携により、接客業を通しての社会性を次世代の子供達にも経験してもらえばと思います。

秋保地区の清掃活動

 従業員での秋保地区の清掃活動を行っています。観光スポットである、磊磊峡や秋保境野地区など、川沿いの景観の保全に力を入れています。従業員有志で行っています。

2011年3月 東日本大震災の際の取組み

 2011年3月11日に発生した東日本大震災の際は、地域における温泉旅館のあり方を再認識しました。佐勘でも、館内の破損や、大浴場・貯水タンクにも一部破損がございましたが、全て修繕を済ませており、専門家の方々の建物診断により、安全性に問題ないことが確認できております。ライフラインの復旧後、震災10日後からは市民の方々への日帰り入浴の開放、4月1日はご宿泊の受け入れを開催致しました。

全国のガス復旧隊・警察隊の受け入れ

 震災後、約2週間後より、日本ガス協会様より全国各地のガス復旧隊が到着し、4月17日までご宿泊の受け入れを行いました。約900名の復旧隊の基地として震災後を支えました。

2011年3月28日~4月1日 「秋保でほっこり」入浴支援
事業へ協力

 仙台市と秋保温泉の3旅館の協同事業として、避難所にいらっしゃる方々へのご入浴に協力をさせて頂きました。3月28日~4月1日まで、宮城野区・若林区の中でも、被害が甚大な沿岸地域の避難所の方々を当館にお迎えいたしました。仙台市内を巡る、レトロな観光バス「るーぷる仙台」がご送迎に使用されました。

2011年5月13日~18日 下呂温泉観光協会と協力して
「秋保の湯」を被災地へ

 岐阜県下呂市の下呂温泉観光協会の皆様に、秋保温泉の湯を、被災地の入浴所へ運んで頂きました。秋保の湯を運んだ被災地は、宮城県と福島県の避難所6ヵ所でございます。佐勘では、湯の提供を行いました。

2011年6月24・25日 「藤沢観光協会×J:COM湘南」企画
日帰り温泉保養ツア-にご協力

 神奈川県の「藤沢市観光協会」様と、「J:COM湘南」様の共同企画の、「仙台市復興支援企画 日帰り温泉保養ツアー」が、佐勘で開催されました。仙台市内の宮城野区・若林区の避難所にいらっしゃる被災者の方々に、よしもとの寄席や、神奈川県湘南の音楽や大道芸などをお楽しみいただきました。藤沢市観光協会様、J:COM湘南様が神奈川県からお越し頂き、江の島の専用バスでの避難所へのご送迎も行われました。当館では、温泉やご昼食をご用意させて頂きました。

スポーツ活動への支援

 ホテル佐勘は地元企業として、在仙の各種プロスポーツのスポンサー協力や、業務提携などを行っております。仙台におけるスポーツの隆盛が、地域の魅力・活力向上につながることを願っております。

プロスポーツへのスポンサー協力

  • 東北楽天ゴールデンイーグルス (野球)
  • ベガルタ仙台 (サッカー)
  • 89ERS (バスケットボール)

 ホテル佐勘は、オフィシャルスポンサーとして、プロスポーツへの協力を行っております。佐勘の会員組織の会員様へのスポーツ観戦へのご優待プランなどもご提供し、多くのお客様に、スポーツ観戦を楽しんで頂けるような環境づくりも行っております。

フットサルチーム「ヴォスクオーレ仙台」との業務連携

 2013年5月より、日本フットサル連盟、Fリーグ加入のチーム「ヴォスクオーレ仙台」との業務連携を結んでおります。 選手は、従業員として業務を行って頂いています。

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