「 いかに善い経営をするか」ということは
「 いかに善く生きるか」
2005年8月社長業を拝命して以来、最も心がけているのは「いかに善い経営をしていくのか」という事です。「善い経営」と「良い経営」、似ているようで若干ニュアンスが異なります。「良い経営」とは企業本来の目的である収益や株主を念頭に置いた経営の仕方でしょうか。 一方「善い経営」とはもう少し道徳的な気持ちの含まれた経営です。
「善い経営」の中にはCSRや環境に対する配慮、地域奉仕は従業員満足度など様々は項目が入ります。誤解を恐れずに言うなら「旅館業本来の目的でないこと」にいかに力点を置いた経営ができるか、という事でもあります。 「いかに善い経営をするか」ということは「いかに善く生きるか」という事と同意語です。人間の生活の営みには様々な場面があります。もちろん仕事も大切ですが家庭や地域にも目を広げ、社会人としてゆるぎない個を確立することを目指していただきたいと思います。
株式会社 ホテル佐勘
代表取締役佐藤 勘三郎